ルーツは三田の風土にありー散策して息吹を感じよう

明治初期、北海道に理想の新天地を求めて、旧三田藩の青年達が開拓会社「赤心社」を創り、北海道日高地方に開拓団を送りました。開拓は辛苦をを極めましたが、社長鈴木清と現地指導者澤茂吉の指導により何とか落ち着き始めた大正時代初期に地力が減退し収穫量が落ちてきました。その頃『赤心学校」を源流とする荻伏小学校（当時は尋常高等小学校）の校長として赴任してきた澤茂吉の子息・澤吉夫は教育の一環として小学校に牛舎を建て、教職員、生徒、児童と一体となり酪農作業を取り入れました。この結果、地力は回復し収穫量も増加しました。このことが近隣地域にも広がり、日高地方は北海道の有数の農牧地帯となり、また「日高酪農」の発祥に繋がったといわれています。まさに今に云うSDGｓの実践といえます。この小学校での作業の中心となった年代の三田の子供達とその息吹を感じながら散策します。

日時	10月28日（土）13:00～15:30 集合時間：プログラム開始の10分前
会場	三田ふるさと学習館及び周辺（三田市屋敷町7-33及び周辺）
集合場所	三田ふるさと学習館（三田市屋敷町7-33）
参加料金	一人あたり300円
定員	２０人 ※ 最少催行人数：６人 対象：小学5、6年生、中学生
アクセス方法	車、駅から徒歩約15分
駐車場	有（無料）
プログラム内容	1．ふるさと読本「北の大地に理想郷を築いた人々」令和４年10月三田市発刊の概説 2．当時、学校で実践された「愛荻舎教育」について資料により概説 3．赤心社に関わった三田ゆかりの人達の出生地辺りを散策し、その息吹に触れる （鈴木清、澤茂吉、向井祐蔵、竹内雄四郎の各旧宅跡と彼らが学んだ藩校造士館、英蘭塾）
主催	NPO法人　歴史文化財ネットワークさんだ
雨天時の対応	少雨決行、悪天時中止
予約・問合せ	☎079-563-5587 ✉rekinet3da@kjd.biglobe.ne.jp 下記問い合わせフォーム
予約締切	10月12日まで
備考